彼と再び始まって2年の月日が過ぎた。この春、私も異動する。2つ隣の県へ。一年早く別の県に異動した彼。
学生時代を二人で過ごした街、二人が再会した街、大好きで大切なこの街とはさよならです。
学生時代に彼と別れてから、再会するまで20年以上、ほとんど足を踏み入れなかったこの街で、再び彼と始まった。
もし彼と終わっても、ここにくれば彼を感じることができるだろう。
この街は、いつも変わらずどっしりかまえて、私を迎えてくれる。
私のつまらないぼやきも、醜い嫉妬も、やりきれない虚しさも呑み込み、ただじっと寄り添ってくれる。
辛くなったらまた来るね。
新天地で羽ばたく私をどうか見守ってください。
ありがとう、YOKOHAMA