心穏やかで、彼の愛で心が満たされている。
特別に何かしてもらったわけでも、愛の言葉をもらったわけでもない。
ただ、彼が、私を必要としていることが伝わって、そのことが私の心を温かくする。
そう会えるわけでもなく、一緒に暮らせるわけでもない。誕生日もクリスマスも一緒には過ごせない。先のない、人に言えない関係。
それでもいいから、ずっと彼といたいのは、私にとって、彼がなくてはならない存在だから。それはつまり、彼を通して自分の存在価値を確認するということ。
そう考えると、この恋愛は自己愛に行き着くのかもしれない。