自分らしく

すべて自分で選択した人生。自分らしく生きるために、胸のうちを綴ってみようと思います。

夏の思い出

二人で有給休暇を合わせて、遠くへ


ひっそりと過ごす二人だけの夏休み


誰も知らないところへ


堂々と腕を組んで歩く


今だけは何のしがらみもない恋人同士でいさせて


ただただ楽しかった青春時代を重ねて童心に帰る


大人になるって難しい


だからこそ、他愛もない時間がいとしい


刹那の夏

彼といると

楽しくて切ない。

好きな気持ちが溢れて、行き場を失う。

このままずっと、ひっそり寄り添っていられますように。

他には何も望まない。


欲を言えば、彼にも、私と同じくらい、楽しくて、愛しくて、せつない気持ちになってほしいな。


別々の家に帰るとき、寂しいよって抱きしめてほしい。

そんなにあっさり帰らないで。

そんなに早く切り替えないで。


デリケートな女心をどうかわかって。

気持ちのコントロール

大分できるようになった。

明けても暮れても彼を想っていた頃は、今から思えば彼に執着していたのだと思う。この関係がそうさせた。独占欲。決して手に入らないからどうしても欲しいのだ。


今は、彼のことをそんなに考えなくなった。

冷めたと言われれば、そうかもしれない。

どうしてこんなに落ち着いたのかと聞かれたら、欲がなくなったから。良くも悪くもどん欲さがなくなった。なぜ欲がなくなったのか。彼との別れを真剣に考え、紆余曲折した結果、彼のことを人生のおまけ、ご褒美程度にゆるーく思えるようになった。奥さんの話も今なら聞けると思う。彼は話さないけど。


時々彼を思い出してメールを送る。この、思い出すという感覚が大事だと思っている。それは、彼に支配されていたかつての自分とは違う。彼のことが頭から抜けている時間が存在するのだ。これができるようになってから、苦しさが格段に減った。彼からの連絡を待たない。彼からメールが来れば彼を思い出し、暖かい気持ちに包まれる。

これでいい。これがいい。