自分らしく

すべて自分で選択した人生。自分らしく生きるために、胸のうちを綴ってみようと思います。

過ぎ行く季節の中で

季節は巡り、新しい環境が日常と化した。


上司と会えなくなって1か月。

身を切られるほどの辛さを覚悟していたけれど、不思議とそうでもない。

離れてから感謝の気持ちが湧いてきて、仕事へのモチベーションが上がった。尊敬する人との出会いは、私の職業観を変えた。


彼はどうだろう。私の人生観を変えただろうか。彼が私を求め続けてくれる。そのことが私に自信をくれた。自分のことが好きになった。人に優しくできるようになった。家族にも尽くした。そうすることで、不倫の罪悪感を薄めようとした。

前向きに生きたいのに、後ろ向きなことばかり考えた。彼の家族を妬んだ。自分のことが嫌いになった。家族といても心から笑えなくなった。


幸せと苦しみの両方を享受してきた。

両方手離すと何が残るのか。

恋の出口をずっと探してる。

3年が過ぎて ~備忘録~

彼は学生時代の元彼


19歳から22歳までの3年間を共に過ごした。べったりと。そして私から別れを告げた。


45歳で再会して再び恋に落ち、また3年を共に過ごした。ひっそりと。そして今、私の心は変わりつつある。ふと冷静になり、何やってるんだろって思う。

お互いに大切な家族がいるのに、家族に知られたら取り返しのつかないことをしている。

その罪悪感に押し潰されそうで、全部投げ出したくなる。

情動とは無縁の世界で穏やかに生きていたのに、甘美な世界に誘われて抗えなかった。苦しくても、その先にある喜びを知ってしまったから、それが欲しくて辛さに耐えてきた。まるで麻薬のよう。


こんなこと、いつまで続けるの?

ただ、好きな気持ちだけで繋がっている関係。家族を悲しませたくない。そう言えば終わる。だからこそ、簡単には言えない。


彼は、終わることは考えてないと言う。私との付き合いは活力だと言う。別に辛くもなく罪悪感もない。いーなー。男の人って、単純なのかな?女はグチグチ悩むのに。


またもや3年の壁が立ちはだかる。

気持ちの納め方

オレ、異動なんだ。

全幅の信頼を寄せる大好きな上司からの衝撃の告白。

突然発表されると私が驚くと思って、事前にこっそり教えてくれた。

だけど、それだけ。それ以上は何もない。ただ一緒に仕事をして、一緒にいるのが楽しくて、話が弾んで仕方がない。多分、お互いにそう思ってる。だけど、何も始まらない。始めてはいけないと、向こうが固く線引きしている。だから信頼が置ける。

感性が近くて、心が通じ合った。楽しくてウキウキした。辛くても頑張れた。誉められると嬉しかった。成長につながる得難い一年だった。あなたの部下として働けて幸せです。