自分らしく

すべて自分で選択した人生。自分らしく生きるために、胸のうちを綴ってみようと思います。

一番大切なもの

今日、年内最後のデートのはずだった。

だけど、子どもの具合が悪い。

迷わずキャンセルした。

こんなとき、彼を優先するような自分じゃなくてホントによかった。ただでさえ母親失格なのに。

彼も父親だから、分かってくれるよね。

キャンセルの連絡はまだ未読だけど。


楽しみにしていたデートが流れて残念な気持ちと、母業に専念できて安堵する気持ち、どちらも私の正直な気持ち。


ぽっかり時間が空いたので、のんびり考えてみようかな。

彼とどうしたいのかを。

バスに揺られて

彼と遠出

バスに乗った

外は快晴

お日様が降り注ぐ昼下がり

手を繋いで座る

ゆらゆら

心地よくてほっこり

母のお腹にいる赤ちゃんて、こんな感じかな

彼の肩に寄りかかって、その上に彼の頭の重みを感じる

うとうと

安らいで、ゆったり


気持ちよかったね

あったかくてね

くっついてね

お互いに言い合う

そう

彼となら、何をしてても、何もしてなくても、幸せです

彼のそばで彼を感じるとき

会えない日々に彼を想うとき

どちらも、貴くて大切な時間

私が私でいられる時間

愛しくて悲しい

楽しくて切ない

幸せで苦しい

彼との時間


決して越えられない

お互いの家族の存在

はじめから分かっていたこと

それでも一緒にいたいから、割りきるしかないのだけれど。

彼が、たまにしか会えないけど、毎日一緒にいるより、充実してると言った。

以前も、私が、何もかたちがないから、思い出を作りたいと言ったら、かたちって?夫婦だって所詮は他人だよと言ったことがあった。


意外だった。

彼の結婚観を聞いたことがなかったから。

そこは避けて通っていた道

でも、避けては通れない道


いつか聞いてみたい。

いつか聞いてみよう。

どんな答えが返ってきても、受け入れる覚悟ができたときに。