自分らしく

すべて自分で選択した人生。自分らしく生きるために、胸のうちを綴ってみようと思います。

話すこと

彼とお酒を飲みながら、

お互いの家庭の話をした。

その昔、若い頃に話していた結婚観の違いを地でいくような、お互いの家庭。

私は、若い頃から、キャリア志向が強く、仕事こそが自己実現の場だと考えていた。男っぽいな。

彼は、若い頃から、今時珍しいほど古風だったな。結婚相手には、子どもが小さいうちは家にいてほしいと。お互い若かったから、合わないねーって笑い飛ばしておしまい。彼との結婚を夢見たことはなかった。

今、経済的自立が私を支えている。それが夫婦の一体感を弱めたような気もするから皮肉だけど。

彼の家庭は、妻が家を守り夫が家計を支えている。家族に対する責任を背負っていることが、彼の魅力でもあるのかな。彼が家族を大切にしている人でよかった。家族をないがしろにする人に、きっと人としての魅力は感じないだろうから。


私たちはこれでよい。

なんか納得した。

今まで避けてきたけど、話すことも大切なんだな。


私の心から嫉妬が消えた夜。

すれ違い

最近うまく通じ合わない。

きっとお互いにモヤモヤしている。

彼は何も言わないけど、必要最低限のメールの行間から、何となく彼のイライラを感じとる私。


メールで感情をぶつけ合うことはしたくない。

相手の表情が見えない。声が聞こえない。文字が独り歩きして、相手を傷つけてしまう。過去の失敗からそう学んだ。


でも、だけど、不謹慎ながら、こんなピンチをちょっと楽しんでいる私。

だって、私と彼が、この苦境をどんな風に乗り越えるのか、ワクワクする。

意地を張りたい気持ちと、素直に寂しいって言ってみたい気持ちのせめぎ合い。毎日、シーソーゲームのように、違う私が顔を出す。


この試練を乗り越えられたら、雨降って地固まると思ってる。

こんなことで終わるなら、終わって結構。しょせんその程度の関係だったというだけのこと。


さて、どうしたものか。

ゆっくりどっしり構えて、三連休を過ごそう。

付き合うとか別れるとか

ふと、彼と付き合っているという感覚を解き放ってみたら、別れを意識しなくなるんじゃないかと思った。

会いたいと思う気持ちは否定しない。だけど、会えないときは会えない。ただそれだけのこと。

だからって、別れる必要はないんじゃないかな。お互い必要としているのだから。

会いたくても会えないのは辛いことだけど、そのうち会えると思って元気に過ごそうよ。

だって、この先、ずっと会えないことの方がずっと辛いよ。


人間は欲張りな生き物だね。

どうして独り占めしたくなるんだろうね。大切なあなたを、皆でシェアしているんだと、のんびり構えていられたら、楽チンなのになあ。